歯と口、舌で健康サポート
歯は健康の入り口です。芸能人でなくても歯は命です。よく噛める機能があることで味わいやうまみが出ます。
旨味を感じることができることで減塩になり認知症にもなりにくいという研究結果が東北大学の笹野教授の研究で示されています。食べたいなと思う気持ち、美味しいと感じる気持ちが脳や体のために非常にいいのです。
そのために何が大切でしょうか?
安心してなんでも噛める歯を守り、歯をなくしたときは入れ歯で噛めるようにし、そしてしっかり舌が動くことが大事なポイントです。
今までの歯科は歯を削って治し、噛めるようにするのですが、そのゴールは「患者さんが痛くないと言う」ところがゴールでした。
私共緑ヶ丘歯科では開業以来、一貫して機能する口を求めてきました。歯と口、そして舌の機能を回復させていくためには何が必要か、20年に渡るノウハウの蓄積があります。
口の機能が正しく発揮されるためには舌機能がとても重要
なにより舌機能は生きる上で欠かすことができない機能ですが、実際に改善できる歯科はまだ少ないのが現状です。
口の機能が正しく発揮されるためには舌機能がキーです。 全身との関連も噛み合わせと舌がとても大事です。
たとえば、冷え切った体を外から温めるだけでは体温はあがっていきません。厚着をすれば汗をかきます。その汗が体温を奪い、表面的に温まってもまた冷えてしまいます。
正しく舌を動かすことで、正しい体温を保つようになります。舌は体調や腸の運動を整えていく上で重要なポイントになります。
*広島大学の宗廣先生はサーモグラフィーを用いてKeepUpを用いて舌を上げると体温が上がることを示されています。
治療方針は患者さんと相談のうえで決定します
痛みやトラブルの緊急治療が終わった後、緑ヶ丘歯科で本格的な治療に入る前に、一度患者さんと相談することにしています。
とりあえず痛みはなくなりました。さて、歯をどこまで治したいですか?生涯長持ちするような治療でしょうか。痛みが出たらまた治療すればいいとお考えでしょうか。
痛みがなくなればそれでいいという方はまた痛みが出たらお越しください。 もし、なるべく長持ちすることが大事とお考えでしたら、この機会を活かして歯と口の環境を整える口腔ケアを行い、歯と口の状態がよくなるようにしています。
なかでも舌機能をよくすることが長期的に大事なポイントです。 また歯を綺麗にされたいということでしたら、できる限りの技術を使い綺麗にしていきましょう。
そういう相談をしてから治療方針を考えることにしています。むやみに削ったりかぶせたりしないようにするためにその作業が欠かせません。
現状をみていただきながらご説明します

まずはお口の状態をよく知っていただくために口腔内写真を撮影します。拡大して写真を撮影してモニターですぐに見ることができます。
従来手鏡で説明していた頃とくらべて断然よく伝えられるようになりました。 健康な歯・歯肉、そして舌を取り戻すために、現状をみていただくことも必要なことではないかと考えます。
きちんと治療をすること、そして舌機能をよくすることと鼻で呼吸することで姿勢が改善し、呼吸が改善されます。 結果として噛み締めも食いしばりも少なくなり、歯の機能はずっと長持ちします。
健康の鍵は舌にあります。治療は保険診療を主体にすすめていきます。緑ヶ丘歯科では歯科医が歯と口、そして舌機能の改善から健康サポートをしています。